一番欲しい物は何ですか?
最近、じんわり感じることがある。
「欲しい物を選べるようになった」
それも、一番欲しい物。
そうなんです、お金の使い方・買い物の仕方が変わったのです。
数日前、大好きで仕方のない物にドーーーンとお金を使いました。
ドーンと言っても、わたしの中の精一杯のお金(笑)
お金を使う時、ドキドキしましたが、楽しくて仕方がなかった。
大好きなお店で、大好きな店員さん、大好きな物にお金を使うのが。
みんなが喜んでいるのを全身で感じました。
仕上がりは約一か月後。ワクワクで仕方がない。
お金を好きなモノに選ぶ喜び
ただ、どこでもいいから欲しいモノが手に入ればいい訳じゃなく、買うお店はちゃんと選ぶようにする。
有名ブランドとか高級店だから…そんな基準で選びません。
…というか「選べない」
ブランドショップも素敵だし、良いなーと思う…でも、どうもわたしの「好み」じゃない…。
良いお店で買うと、満みたされる。長く使うし愛着もわく。
買うときのやりとり、思い出もいっぱい詰まってる。
作り手の顔が見えるし、思いを知ることが出来るから余計大事にする。
「お金を使う幸せ」ってこういうことなのかぁ~~…
そんな幸せな気持ちが全身に行き渡るのです。
反対に悪いお店で買うと、満たされない。使わなくなるし思い出も残らない。
買ったモノが生きる買い物か、死ぬ買い物になるかは、自分の感覚次第。
好きを一般に合わせて封印してた
以前だったらこんなお金の使い方出来ませんでした…。
だって、興味のない人にとっては贅沢品。
一般的に、贅沢品は見せびらかしちゃいけないモノになっていますよね。
でもわたしは好きなのに、一般的とか世間に合わせて溢れる好きを隠していました。
それも数十年と…。
資産にならない「浪費」
「そんなことにお金を使うより将来の事考えて貯金しておきなさい」
だけど、見るだけで幸せになれるモノにお金を使えないのはとっても苦しい。
自分と一体になったような感覚になって、ワクワクが止まらない。
もーーーーぅ止まらん(笑)
それを手に入れる為に、家事や仕事を頑張ろう!と思える。
きっと誰にでも一つや二つあるかと思うのです。
お金を使っちゃいけない呪文
以前のわたしは、お金は1円でも多く残すものだと信じていました。
つまり「お金は使っちゃいけない」「使うと後悔する」「あとで困る」
貯金に励むのが主婦の仕事と思っていました。
節約料理をし、家事を完璧にこなすのが主婦のポイントだと思ってました。
だけどあの時を振り返ると、ギスギスしていました。
自分に厳しいから、他人にも厳しかった。
やりたいことしたくても出来ないから、やりたいことを平気でやってる人たちをみてイライラ。
嫉妬深く、いっつも人と比べてばかり。
いちいちチェックして、人を採点するようなイヤなヤツだった…。
今で言うマウンティング女子(おばさん?)っていうやつかも。しかも暗いマウンティング(汗)
「好み」でお金を使って良い
お金ってだだの紙っぺらかもしれない。けれど、お金の使い方で生きる方向って変わる。
いい方向にも、悪い方向にも。不思議。
お金に困りたくないと必死になっていた数年前、わたしは「自分の好きなモノなんて一生選べないんだ」と悪魔の呪文を唱えていました。
一番欲しい物は手に入らない。手に入っても二番目に欲しい物なんだ…と。
でもね、二番目に欲しい物って、じつは本当に欲しい物じゃないことに気がついちゃったのです(笑)
欲しい物って一番目にある物なんですよね…。もっと早く自分の気持ちに気がついて、大事にしてあげたらよかった。
過去のわたしに言いたい。
「一番欲しいモノを選べるのに、選んでないのはアンタだよ」
選ぶというのは「好み」を選んでいなかったということでした。
この「好み」は、すべてのお金の悩みを永久に解決する方法に書いてあります。
一番を選べなかったわたしが、お金に対する考え方が大きく変わった大切な本の一冊です。