使いきる生活が、教えてくれたこと。といえば…
・無理をするな
・好きな料理をつくればいい
このふたつかなあ?なんて思っています。
今だから話せる笑い話ですが、
泣きながらご飯作りをしていた新婚時代がありました。
「料理というのは、なんて責任の重たい仕事なんだろう。」
というのも、私の結婚相手である年下の夫は、とにかく味にうるさい人だった(過去形)
見た目がなんなの。
大きさがなんなの。
手作りじゃないと、イヤな顔をする。
なんか、こう「ここ、ツッコむ所?」と感じる部分をグッサリツッコむ。
元々凝った料理より、冷蔵庫にある食材でサッと作ってしまう方が合っていたのですが…。
期待に応えたくて頑張ってご飯作りをしていました。
そうすると…
食材がどんどん増えていく。
在庫が増える。
食べきれない食材が出現→冷凍庫でとりあえず避難→化石化
負のループが完成されてしまいました。
3品おかずにごはんと味噌汁…とかクソ真面目にやっていたんですね。
それで結婚して初めての冬。夕飯時、ご飯作りにガマンにガマンを重ねていた若かった私は、座卓に並べたご飯をひっくり返した(笑)
もう、大げんか!でした…。
お互いに「理想とする夫婦像」があったんですね。
夫はあの時、彼女から妻になったあのとき。
かなりの「妻に対する理想」が高かったんだそうで(笑)
シンプルライフに出会って、使いきる生活をはじめて。
冷蔵庫の片付けと冷蔵庫を小さくする計画を立て、実行。
そこで、使い切れるだけの適切量を台所で学べたのは、
本でもあり、ネットやブログの情報でもあったのだけど。
いちばん目で見て触って調理して…と学べたのは、オイシックスという食材宅配サービスでした。
人数分だけの食材をちょうどよく届けてくれ便利ですが、
今の食生活と主婦人生を確実に、結果として見えて、今の料理を支えてくれている――。
料理教室で複数人で学んでも良かったのかもしれないけれど。
家の台所でマイペースにできるのが合っていました。
スーパーと比べると、ちょっと割高な部分があれでしたが、食材を使い切る練習を叩きこむ授業料だったんだなぁ。
と今振り返って、そう感じています。
冷蔵庫の食材を使い切るまとめ的な記事
そんな「使い切る」から学ぶことが多く、今でも使い切るから哲学的なモノを生み出すことってできないかな?と考えながら暮らしていたり…。
何も哲学は哲学者だけのものじゃない。
主婦でも子どもでもできる。
…とちょっと前のブログでも綴りましたが、この考えは今でも変わりません。
数年前やっていた使いきる暮らしも、今ではだいぶ変化していて、どんどん「最適化」してると、感じます。
今日は、ここまでにしておきます――。